COLUMN ビジネスシンカー

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2019.05

現有資産を捉え直して、儲けのポイントを探る! 令和の時代に押さえておきたい儲かるビジネスモデルの研究

ビジネスを時間で捉え直す

 ビジネスモデルを考える時に、もう一つ重要となってくる視点が「時間」だ。前述のヤマト運輸の車両のメンテナンス請け負い事業は、ヤマト運輸が長年行ってきた車両管理・修理のノウハウの蓄積があったからこそ生まれた事業だと言える。

 長年市場で存在感を示してきた企業にはそれなりのノウハウがあるはずで、そのノウハウをどう分解し、どのように抽出するか、あるいは組み直しをするかによって、新たなビジネスモデルが生まれてくる。

 それは必ずしも、自社のコアビジネスだけでなく、コアビジネスの周辺で日常的に行っていることも含まれてくる。ヤマト運輸のメンテナンス事業やパソコン修理例はまさにその事例だ。

 時間はまた自社の時間だけでなく、顧客の時間を考えることでも新たなビジネスモデルが生まれてくる。よく言われるライフサイクルマネジメントは、顧客に引き渡した商品のその先の使われた方、処理した後を考えた時間軸のことであり、そこに思いを至らせることで新たなビジネスモデルが生まれてくる。

 先に登場した重機メーカーの例はこれにあたる。

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