COLUMN ビジネスシンカー

  • SHARE
  • LINE
2020.10

1日3食食べたら社長失格? 有名人、アスリートが実践する
ファスティングとは?

品薄だったマスクは、
8月29日の転売禁止令解除で一段落か

まずは品薄となったマスク。1月の段階で一気に品薄になり、2月ともなるといわゆる「転売ヤー」がオークションサイトやフリマアプリで通常数十倍の価格で販売。なかには1月2,000万円の収益をあげた者もいた。背景には日本で売られるマスクの大半が中国製で、工場の稼働が止まったり、輸入が止まったことが原因だった。

一つの地域に大量の商品や材料が集中していることは、効率の良い生産につながるわけだが、有事にはまったく逆になることを改めて自覚したビジネスパーソンも多いのではないだろうか。マスクだけでなく、トイレットペーパーも品薄になった。鳥取県のある組合職員がSNSで「品薄になる」とつぶやいたことからたちまち拡散したことが原因で、全国のスーパーやドラッグストアの棚からトイレットペーパーが消えた。まるで1970年代のオイルショックさながらのパニックだが、21世紀に入ってもこうした事態が起きるのだということに驚かされた人も多いのではないか。その後、3月に転売規制が敷かれ、また国内メーカーがマスク増産だけでなく、新たに新規メーカーが参入して国を挙げての増産体制をつくりあげたことで、徐々にマスクが出回るようになった。

6月にはほぼ販売価格も正常化し、国は8月29日に品薄が解消されたとして、転売規制を解除した。ただ今後、冬にかけてはコロナ第二波、季節性インフルエンザの流行なども含め、再び品薄が懸念されるところだ。実はマスク生産は世界的にも中国製のシェアが強いが、医療用マスクなどの高品質不織布は東レなど日本メーカーがシェアを握っている。最終的に供給量はこの不織布メーカーの増産量に負うところが大きい。

  • LINE