COLUMN ビジネスシンカー

  • SHARE
  • LINE
2021.01

曖昧で不安なコロナ時代を生き抜くための
2つの思考法
アート・シンキングと
ネガティブ・ケイパビリティ

パラダイムシフトの時代には
アートがその橋渡しをしていた

VUCAの課題解決にはこれまでの延長にない現実から離れた発想が必要となる。よく産業界やビジネスシーンにおいて、「イノベーションを起こせ」「パラダイムシフトを起こせ」といった声が聞こえるが、「地に足をつけた議論」だけでは、こうしたイノベーションやパラダイムシフトは起こせない。

三浦さんによれば、いま時代が改善期から革命期に移っているという。歴史を振り返ると過去にも大きなパラダイムシフトが何度もあったが、そのタイミングでアートが重要な役割を果たしてきたのだと述べる。

ものごとがうまくいっている時代には、それまでの常識を疑わずに改善を続けるほうが効率がいい。しかし、現在のようにこれまでにない問題が生まれる混迷期には、大きなパラダイムシフトが求められる。その思考の橋渡しをするのがアートなのだ。

世間的にはデザイン思考という言葉も広がっている。デザインとアートは親しい存在で、いずれも芸術大学の専攻科目に入っている。ただ2つの関係は、並立ではなくアートがデザインを包含する。

  • LINE