COLUMN ビジネスシンカー

  • SHARE
  • LINE
2020.07

【new comer&考察】
代用肉で注目。大豆が地球を救う!?
じわり広がる市場とパワー、「大豆」

大豆の可能性に目をつけた
大塚薬品グループ

代表的なのはカロリーメイトやポカリスエットで知られる大塚薬品グループ。2000年前後から「Soy( 大豆)」と「Solution( 解決)」を結びつけたSoylutionをテーマとした新しい食品開発に取り組んでいる。その代表的商品が2006年に発表した「SOYJOY」である。薄皮を除いて粉末状にしてフルーツを入れて焼き上げたバータイプのスナック食で、発売すると、5年で世界11カ国に展開するほどヒットし、その種類も増えていった。生産拠点も日本、中国、米国と3カ所に置いて供給している。また2010年には大豆に炭酸を加えた大豆炭酸飲料「SOYSH」を発売。2012年にノンフライの大豆スナック菓子「ソイカラ」などを発表し、業界をリードした。

大塚薬品グループは、単に健康食としての大豆ではなく、地球環境に配慮した大豆を利用することの意義も訴求している。たとえば大豆と同様のたんぱく質を牛肉で摂ろうとするとその32倍の飼料が必要となる。また肉を得ようとするなら、10倍の飼料が要る。飼料効率からすれば、代用肉としても高いのが大豆なのだ。

大豆に注力しているのは大塚薬品グループだけではない。

ほかにも大手ではグリコや森永製菓、アサヒグループ、マルコメ、カゴメなどが大豆を原材料にした食品群を展開している。

  • LINE