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2019.02

FAOも動き出した! 「昆虫食」が世界の食糧問題を変える?!

日本は世界に冠たる昆虫食国

 それでは日本はどうだろう。50代以上の人で地方出身者であれば、イナゴの佃煮を食した経験があるかもしれない。

 1919年の調査では、イナゴの佃煮は国民の50%以上が食べていたと報告されている。種類もイナゴだけでなく、蜂の子、カイコのサナギなど55種類の昆虫が食べられていた。

 立教大学教授の野中健一さんによると、1986年に行った調査で日本の各都道府県に昆虫食があることが分かった。最も多く食べられていたのはイナゴで、北は山形から、南は沖縄まで17都県で食べられていた。ここには東京や神奈川も入っている。

 次が蜂で、長野から静岡、鹿児島、沖縄まで11県。また最も多くの種類の昆虫を食べていたのは長野県で、17種類が食べられていた。

 ではどのような虫が食べられていたのだろう。代表的な昆虫は下表のとおり。

 いずれも、幼虫を食す例が多く、調理方法も佃煮などが多いようです。またそのまま網で焼いて食べるところも多く、川魚などと同じような扱いだとも言える。

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