FOR THE EARTH 地球環境とともに
1.環境配慮型社屋グラン・ゲート
「環境配慮型のエコな建物」「従業員がワクワクするワークプレイス」「バリアフリーな設計」の3つをテーマに掲げた社屋「グラン・ゲート」。
エネルギーの自立を含む地球環境や就労環境、地域環境への配慮により、建設時に「CASBEE A評価」、「ZEB ready」認証を取得いたしました。DALIシステムを導入し、この2つの基準をクリアした建築物としては北陸初となります。
その他、環境への負荷低減と、働きやすい職場づくりのため、さまざまな工夫を散りばめています。
2.クールチョイスの推進
環境への負荷には、毎日のちょっとした積み重ねが大きく影響します。
当社では、日頃から、環境への負荷を減らす「賢い選択=クールチョイス」の実践を心がけています。
環境負荷の可視化
削減を目指すためには、まずは現状を知る必要があります。そこで当社では、毎月の電気使用量、ガソリン使用量、紙の購入量を計測・記録し、社内公開することで、従業員の意識付けを促しています。
マイボトル運動の推進
ペットボトルや缶の利用を減らすため、マイボトル運動を推進しています。
社内にはウォーターサーバーやコーヒーメーカーを設置し、各自のボトルやカップでの利用が可能です。
クールビズ・ウォームビズの推進
クールビズ・ウォームビズを推進し、空調を適切な温度で使用することで、省エネ・省CO2を図っています。
3.サステナブルな商品設計
環境への負荷には、毎日のちょっとした積み重ねが大きく影響します。
当社では、日頃から、環境への負荷を減らす「賢い選択=クールチョイス」の実践を心がけています。
生地の廃棄量を削減
生地の廃棄量(裁断くずとして捨てる部分)を問題視し、1枚仕立ての生地を交互に配置した難易度の高い設計に挑戦、生地の廃棄量を35%から28%程度まで減らすことができました。ムダをそぎ落としたシンプルな設計が評価され、2020年にグッドデザイン賞を受賞しています。
残渣(ざんさ)の活用
規格漏れの野菜や、製造過程で廃棄されるモノを利用し、付加価値の高い商品にアップサイクルしています。原料の多くを福井県内で調達する地産地消を行うことで、輸送による温室効果ガスの排出量も減少させています。
商品パッケージもサステナブルに
ガムテープを使用しない箱、FSC森林認証のクラフトバッグ、米ぬか由来の素材など、地球に優しい包装資材を導入しています。乾燥野菜「GREEN BASE ドライベジシリーズ」では、高いバリア性を維持したままプラスチック使用量を減らしたパッケージを採用し、国内外でパッケージ賞を受賞しました。
4.社内古紙循環システム
社内で紙を循環させるシステムを構築しています。
業務で発生した古紙を回収し、EPSON社製の乾式オフィス製紙機「PaperLab」で新しい紙へと再生させます。社内での利用はもちろん、名刺や製品の台紙、ノートといったアップサイクルも行っています。
新しい紙の購入量を大幅に抑えられるため、紙資源や輸送に伴う温室効果ガスの排出量、水の使用量の削減などに繋がります。
また、回収した古紙の選別業務にはグループ企業の社会福祉法人慶長会にご協力いただいています。障がい者雇用の支援にとどまらず、SDGsをテーマとした就労によって、意欲向上を創出しています。