COLUMN ビジネスシンカー

2019.04

知れば必ず効果あり! これだけは押さえておきたい、 エグゼクティブのビジネス会話力、スピーチ力

現代はエグゼクティブの会話力、スピーチ力が問われる時代に

 一般に欧米の企業トップはとにかく、スピーチ力が優れていると言われる。

 たとえばアップルの創業者である故スティーブ・ジョブズさんなどは秀逸で、その扇情的なスピーチは際立っている。そのスピーチ集が書籍として出ているほどだ。

 たとえば自由な場を求める発言では、かつて「海軍に入るくらいなら、海賊になったほうがいい」と言い放ったことがある。

 人に縛られることを嫌い、自由な発想を求めたジョブスさんらしい名言だ。

 また、成長著しいアップル社がさらなる飛躍を求めてグローバル経営を任せられる人財として、当時ペプシコ社のトップであったジョン・スカリー氏を招聘する際に放った言葉が、彼らしい言葉として知られている。

 「残りの人生を"砂糖水"を売って過ごすのか?世界を変えたくはないのか」

 当時のアップル社は、新規性のある製品をどんどん発表していたが、ペプシコーラで知られるグローバル企業「ペプシコ社」とは比較にならなかった。そのトップに人間に対して、その商品を「砂糖水」とまでこき下ろしたのだ。自社製品をそこまでけなされたら、「さっさとそのドアから出ていけ」と怒鳴りつけるのが普通だろう。しかしスカリーさんはこのオファーを受けた。それほど、ジョブスさんの言葉には説得力と煽情力があったからだ。