COLUMN ビジネスシンカー

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2019.04

知れば必ず効果あり! これだけは押さえておきたい、 エグゼクティブのビジネス会話力、スピーチ力

漢字を読み間違えてバッシングを受けた麻生太郎元首相

 3の「言葉を正確に使う」ということも、案外わかっているようで徹底されていないチェックポイントだ。

 せっかく内容の濃い説得力のある話でも、使っている漢字の読み方が違っていたり、略称を間違えていたのでは、その信ぴょう性も信頼も失いかねない。

 ニュースや新聞で話題となっている事柄については、テレビやラジオで正確な発音を確認しておくようにし、疑問が湧いた表現や単語はこまめに辞書にあたる姿勢が必要だ。

 余談だが、自民党の麻生太郎元首相は、首相時代「未曾有=みぞう」を「みぞうゆう」、「踏襲=とうしゅう」を「ふしゅう」、「頻繁=ひんぱん」を「はんざつ」などと誤読を続けたところ、全国紙や週刊誌などから「日本語の読めない首相」とバッシングを受け、2009年の11月25日に日本民間放送連盟が行ったアンケートで「あなたが最も怒りを覚えた有名人」の第2位となったころがある。

 政策能力や政治家としての資質は別にしても、やはり一国の総理が義務教育で習う漢字を読めないことは、国民の不安を煽ることにつながりかねない。肩書きが上がれば上がるほど、世の中の目は厳しくなることも付け加えておこう。

 なお読み方については、NHK放送文化研究所が発行している「NHKことばのハンドブック」が参考になる。

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