COLUMN ビジネスシンカー

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2019.06

グローバル時代を生き抜く 異民族に学ぶ海外ビジネスネットワーク

華僑のビジネスエッセンスに倣う「和僑」

 こうした華僑のエッセンスを取り入れ、海外ビジネスを互いに盛り上げていこうという日本独自のビジネスネットワークが和僑だ。2004年に中国在住の日本人がその組織化をはかり、現在中国本土はもとより、マカオ、シンガポール、タイ、インドネシア、上海、ロサンゼルスなどに現地の和僑ネットワーク「和僑会」が立ち上がっている。

 日本国内でも東京や関西、名古屋、北海道、東北、九州、沖縄など各地に和僑会が生まれている。和僑会では華僑の人たちが重んじる「共存共栄」「相互扶助」の精神を尊びながら、先輩、先人たちが培ったその地でのやり方やビジネスノウハウを共有、伝承している。

 参加しているのは起業家や中小企業にとどまらず、大企業も徐々にメンバーに加わっている。

 こうした海外の民族集団の海外ビジネスエッセンスを取り入れたネットワークは、これからの日本人、日本企業に必要となってくるだろう。

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