COLUMN ビジネスシンカー

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2019.08

ビジネス目利きの見方

人を選ぶときは「顔」で選べ

ほかにも世の中には藤巻さんのような「目利き」と呼ばれる人たちがたくさんいる。

たとえば「モノ」ではなく「人」を選ぶ目利きはどんなポイントで選ぶのだろうか。

500人以上の転職を手掛けたヘッドハンターで人材紹介会社経営の佐藤文男さんは、面接でものの5分でその人がその仕事にふさわしいかがわかると言う。

人材紹介業務は、厚生労働大臣からの許可が必要で、個人のプライバシーに関しては質問も調査もしてはいけないことになっている。本人が申告する書類以外の客観的情報はない。したがってヘッドハンターが人と会う時は、各々の経験と知識を総動員して人物を評定することになる。

佐藤さんが重視するのは「目線」。相手の目をまっすぐ見ながら話す人かどうか。自信がある人、正直に話す人は、目線に力がある。

次が「話し方」「聞き方」。1を聞いて、10を返す人はしゃべりすぎだと佐藤さん。そういう人はたいがい大企業の管理職の人が多く、自慢話のオンパレードになりがち。逆に0.5しか返さない人も印象が良くない。1に対して2から3くらい。具体的な話を入れるとさらに印象が良くなる。

またこのほかに重視にしているのが「態度」。能ある鷹は爪を隠すではないですが、できる人ほど謙虚な姿勢で臨む。

佐藤さんが最も重視しているのが「顔」。意外な気もしますが、やはり「『40過ぎた男は顔に責任を持て』と言われるように、それまでの人生の過ごし方や価値観が顔に表れている」ものだそう。もちろん、男性だけはない。女性も40過ぎたら責任を持つべきだ。仕事が好きで仕事に責任をもってきた人は顔が違う。

いくら背伸びをしたり、経歴をごまかしても、見る人が見ればすぐ「人となり」がわかってしまうものだ。

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