COLUMN ビジネスシンカー

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2020.01

致命傷になる前に! 経営者必読!! グローバル化時代に求められる真の異文化適応力

オランダ人とイギリス人は同じ言葉の受け取り方が真逆

また2つめの直接的ネガティブ・フィードバックと間接的ネガティブ・フィードバックもその国で仕事をする上で重要になる軸だ。前者はロシアやオランダ、フランス、イスラエル、ドイツなどに多く、率直に単刀直入に正直にネガティブメッセージをそのまま伝える。それに対して後者は、柔らかく、さり気なく伝える文化で、ポジティブなメッセージでネガティブなメッセージを包むこともする。日本やタイ、インドネシアなどアジアで多く見られるコミュニケーションスタイル。

それゆえ、ポジティブなフィードバックについても受け手の文化が違うと、メッセージが逆に伝わることがある。

たとえば、イギリス人が「とても興味深いですね」と言う時、それは「好きではない」というメッセージで、これをオランダ人は「いい印象を与えた」と理解する。また「もう少し考えてみてください」と言った場合、それは「悪いアイデアなので止めてください」を意味するが、オランダ人は「いいアイデアなのか、もう少し掘ってみよう」と受け止める。さらに「確かに私のミスだよ」という時には「私のミスじゃない」ということであり、これをオランダ人は「彼のミスだ」と理解する。

このようにどういうフレーズで会話が始まるのかによって、その意味するところは180度違って受け止められてしまうのだ。同じヨーロッパでもこれだけ違って受け止められるだから、グローバルでビジネスに関わる時には、その違いをしっかり丁寧に見ていく必要がある。

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