COLUMN ビジネスシンカー

  • SHARE
  • LINE
2020.05

新型コロナのいまと
コロナ後を考える

生活圏のなかに
サテライトオフィスも必要

今回の自粛中にわかったことは、ステイホームを続けることは家族のストレスを増長させるということだ。仕事最中でも傍らにいる子どもが邪魔をするために、子どもに手を上げたという親も少なくない。

コロナ前からリモートワークを進めてきた企業では、自宅ではネットワークのセキュリティが担保できないなどとして、郊外に拠点オフィスなどを設ける例が増えていた。東京や大阪、名古屋、福岡、札幌などの大都市圏ではこうした、とくに大企業などが駅周辺や都心
などに貸し会議室などやレンタルルームなどと契約して提供しているが、今後は駅近にある巨大なインテリジェントビルではなく、カフェのようなサテライトオフィスが使われることになるだろう。

生活圏内にいつでも利用できるサテライトオフィス、あるいはそれに準ずる場は求められていくと思われる。

そもそも本社機能が都心にある必要もなくなってくる。高いコストを払って都心のインテリジェントビルを借りるより、緑豊かな環境にある機能的なオフィスで集中して仕事に励んだほうが生産性は高まる。

ただ仮に地方に新たに本社機能やサテライトオフィスをつくるのであれば、その中身は考える必要がある。

  • LINE