COLUMN ビジネスシンカー

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2020.06

ポストコロナ時代の羅針盤
知って目からウロコ!
開疎化の時代の産業集積入門

「〇〇バレー」、
「産業クラスター」も
新しい産業集積地

近年では産業集積を「産業クラスター」などと呼んでみたり、あるいはアメリカのシリコンバレーを模して「◯◯バレー」という言い方をしたりしている。

クラスターというと、いまは危険なイメージを持つ人もいるだろうが、もともとはぶどうの房の意で、複数の企業がぶどうの房のように寄せ合い、1つのカテゴリや特定のジャンルの商品を生む企業群を形成しているさまをいう。「産業クラスター」とは行政などが一定の計画を立てた上で「ぶどうの房」ができる行政主導型のケースの総称として捉えられているようだ。

「◯◯バレー」はシリコンバレーのように、企業が自然発生的に集積するケースが多く、日本でもベンチャー企業やスタートアップといわれる企業が集まる渋谷を「ビットバレー」と呼ぶ例などもあるが、最近では行政主導の「◯◯バレー」も増えている。

たとえば横須賀市が唱える「横須賀ITバレー」や、静岡県浜松市の「フォトンバレー」、徳島市の「LEDバレー」、静岡県沼津市・三島市の「ファルマバレー(医療健康機器集積)」、山形県米沢市の「有機ELバレー」、島根県松江市の「ルビー(プログラム言語)バー」などがある。

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