COLUMN ビジネスシンカー

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2020.09

意外?当然?それは脳の癖です! 自分の脳の癖を知って
ビジネスに活かす!

商品の品質アップと同じようにブランドづくりにも力を入れる

よって商売を行なう上でブランド力があるかどうかは極めて重要になってくる。同じ品質の商品であれば、ブランド力のあるほうが購入されやすいし、もしくは品質が多少劣ってもブランド力があれば、売上や利益率を上げることができる。

とは言え、ブランド商品やブランド企業になるのは大変だ。「ブランドより、やっぱり中身で勝負」だという経営者もいる。

しかし脳科学の専門家は、人間はブランドというものに対しては、脳が反応するようになっていることを明らかにしている。もし売上や利益率を上げたいのであれば、品質を上げることだけでなく、ブランドを上げることに取り組んだほうが効果的なのだ。専門的な言い方をすると「知覚品質」である。

知覚品質とは、実際の品質ではなく、購買者が「こんな品質」と思ってくる品質である。ブランディングはこの実際の品質と知覚品質を一致させる作業である。だから経営者やビジネスマンは実際品質と知覚品質のズレを常に意識して向上させる必要がある。そのズレは世の中の価値意識や流行という大きなズレも意識しておく必要がある。

ブランドは決して高級ワインの世界やファッションバッグの世界だけに存在するわけではない。

B to Bでも同じだ。「あそこのメーカーがつくっているものだから安心だ」ということもブランドだし、「あの人はここまでこだわる」という情報もブランドの1つになる。

もし品質や機能向上に時間がかかるなら、ブランディングに予算を回すことも手なのだ。

まずは「この会社の商品はやっぱり違うよね」「あの会社の人はどこか違ってるよね」ということを意識される仕掛けを考えていこう。大丈夫。人間は本来ブランド好き、なのだから。

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