COLUMN ビジネスシンカー

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2021.02

サスティナブルな社会と会社の基軸
ESG、SDGsに取り組む前に知っておきたい
みんなの幸福学

他人と比べず、感謝やありがとうを言える環境をつくる

では各因子がどのような状態であれば、社員が幸せだと判断できるのか。前野教授がつくった指標から4つの因子が満たされた状態を見てみよう。

幸せの状態は①かなり幸せな状態、②まあまあ幸せ、③不幸な状態の3つに分けられる。

たとえば、やってみよう因子の場合、①が「本当にやりたいことをやっている」、②が「やってみよう!」、③が「やる気がない」状態。

なんとかなる因子では、①が「なんでもなんとかなる」、②が「なんとかなる」、③が「なんともならない」状態。

ありのままに因子では①が「本当に人の目を気にせずぶれない」、②が「ありのままに」、③が「人の目が気になる」状態。

ありがとう因子では①が、「あらゆるものへの感謝と貢献」、②が「ありがとう」、③が「つながりも感謝もない」状態。

つまり、いずれの因子でネガティブな状態がある時が不幸であり、関係性においては孤立、孤独な状態が不幸であるといえる。

経営者はこの4つの因子の状態に注意し、細やかなコミュニケーションを取りながら不幸な状態が見受けられた場合は、その改善、解決に力を注いでいくことになる。

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