COLUMN ビジネスシンカー

  • SHARE
  • LINE
2020.09

【new comer&考察】
コロナにもめげず、否、コロナだからか
増えている進化系ビジネス!

お寺も進化。カフェ運営からなんと婚活ビジネスまで

コロナ禍では対面で行われるビジネスのほとんどが顧客獲得に悩まされている。たとえばお寺もそうだ。400年の伝統を誇る東京の築地本願寺では、お寺で法要ができない檀家向けにオンライン法要を行っている。そこまではよくある話だが、同寺では、Youtube
を使った一般向けのオンライン法話なども行う。それだけでなく、近年の、とくに若者の「お寺離れ」に対応し、境内に大掛かりなインフォメーションセンターをつくり、そのなかにカフェをオープンさせている。朝8時開店のカフェでは朝食セットが提供されるが、精進料理をベースにしたもので、ヘルシーさと種類の豊富さ(18種)で、「インスタ映え」すると話題になっている。

極めつけは、「築地の寺婚」と題した婚活マッチングサービス。一般の会員制婚活マッチングサービスと同じで、専門のコンシェルジュがおり、会員から条件を聞き出し、デートなどをセッティングと結婚に向けての細かなアドバイスを行っている。

お寺でなぜ?という疑問も湧くが、お寺側としては新しい層に将来の檀家、あるいは、法要などの顧客取り込みの仕掛けであり、利用者としては、お寺であることからほかの婚活サービスより、登録会員がしっかりしているイメージがあり安心できるなどの声があがっている。

ほかにも東京葛飾区にある「證願寺」ではプラネタリウムセットのなかで法話を行っている。また岐阜県の円光寺では、毎年夏に境内を使った「浴衣ファッションショー」を開催、福井県の「照恩寺」では、境内にプロジェクションマッピングを使った映像を流し、テクノ音楽に乗せた「テクノ法要」を行っている。

  • LINE