COLUMN ビジネスシンカー

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2018.08

ビッグデータ時代に押さえておきたい 統計データの見方のキホン

データは分母で結論が変わる

 なぜこんな発想が生まれたのか。鈴木さんがよく言っていたのが「分母を変える」ということ。つまり同じ気温25度でも、分母が「夏」と「冬」では皮膚感覚が大きく違ってくるということである。

 分母が夏なら「寒い」となり、コンビニでおでんが売れ、分母が冬なら「暑い」となって、コートの下に着るインナーが半袖やノースリーブが売れるのだと。

 この分母を変えて見るという考えは、鈴木式データ分析の真骨頂とも言える。

 例えば「おいしいもの」を分子とした場合、

...と一致する。

 しかしこれに時間や回数が因子として加わると、

...とズレがどんどん大きくなってくるのだという。このことに多くの売り手が気がつかないと鈴木さんは語っていた。

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