COLUMN ビジネスシンカー

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2019.04

知れば必ず効果あり! これだけは押さえておきたい、 エグゼクティブのビジネス会話力、スピーチ力

肩書きと話し方がマッチしていない人が多い日本人

 果たしてこういった人たちは会話、スピーチの才に恵まれた稀有な人たちなのだろうか。確かにそういった面もあるかもしれない。しかし才能の有無に限らず、企業のトップに高い会話力、スピーチ力が求められていることは事実だ。会話力、スピーチ力の高い人はそれだけビジネスチャンスを広げることになるからだ。

 とりわけトップの会話力、スピーチ力は重要だ。一般社員や部課長クラスの人が話すより、大きな効果を発揮するからだ。

 人の上に立つ人。部長や役員、企業トップに求められる会話力、スピーチ力にはどのような要素が求められるのだろうか。

 元NHKアナウンサーで、人を引きつけるスピーチについて全国の大学で講義を持つ矢野香さんは、政治家や企業トップの人々には「肩書きと話し方がマッチしていない人が多い」と指摘する。

 どんなところか。たとえば記者会見などでよく目に付くのは、過剰なジェスチャーや瞬き、体のどこかを動かす癖、表情、姿勢、発言の仕方、悪い話癖などだそう。

 矢野さんはエグゼクティブと呼ばれる人たちが、人前で話す立場になったら心がけてほしいこととして、まず「他人に与えたい印象を決めること」を挙げる。

 印象を決めるというと、前述したスピーチのカリスマたちをイメージしてしまう。だが自分が持たれている印象を無視して、そういったカリスマのものまねをしても滑稽になるだけだ。

 印象を決めたいなら、まず己を知ることだ。自分の第一印象を知ってから、与えたい印象を決めるのだ。

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