COLUMN ビジネスシンカー

  • SHARE
  • LINE
2019.08

ビジネス目利きの見方

目利き力がつけば、何時間もかかっていたことが10分でできる

さらに藤巻さんはこのスタイルを考える時に「モード」という考え方を対比しているという。

モードとは、世の中の流行や風潮のこと。自分のスタイルがわかってない人は、このモードでものを選んでいるのだ、と藤巻さん。いわゆる流行に流されるタイプの人だ。

藤巻さん流の目利きの第一歩は、まず自分の手帳を自分のスタイルに則って選んだだろうかと問いかけてみることだという。自分のスタイルに気付いている人は、決して無駄なものを買わない。モードにつられて、店先に並んでいるものを漫然と買うということがなくなるからだ。そしてモノを丁寧に見るようになるから、その商品のこともよく知るようになるし、さまざまな周辺知識も付いてくる。するとますますモノを見る目が養われ、「目利き」に近づいていくという好循環が生まれるのだ。

スタイルがわかって、ものを見る基準ができて来ると、当然判断が早くなる。1時間で10個の価値判断しかできなかったことが20個、30個、100個の判断ができるようになる。何時間もかかっていたことが10分でできるようになる。

仕事はそういうものだ。慣れてくればたいがい早くなる。しかし、ただ漫然と仕事をしているだけでは、ある程度以上は短くならない。

藤巻さんはさらなる目利きになるためには、「軸をぶらさないことが重要」と説く。

  • LINE