COLUMN ビジネスシンカー

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2020.04

先の見えない時代、ビッグデータ時代だからこそ学びたい 勝負師たちの「勘」

20年間無敗の雀士が、命を守るために勘を磨いた4つの方法とは

勝負師と言えば、麻雀の世界にもそういう人たちがいる。

麻雀にはプロのトーナメントがあるが、これとは別にいわゆる裏社会で依頼を受けて勝負する代打ちという人たちがいる。その裏社会の代打ちを20 年間務め、無敗を誇った伝説の雀士が桜井章一さんだ。

その奥義は「負けないこと」。麻雀は4人で行う勝負ですので、自分がどのような手牌で、勝てる位置にいるかどうかを流れのなかで判断していかなければならない。

しかも代打ちという業は、勝つことが求められる場合もあれば、負けることを求められることもある。桜井さんは実際に男たちに拉致されて穴に埋められる寸前で助けられたことがあるそうだ。「生きていたいなら負けろ」と脅されて、日本刀を突きつけられながら麻雀を打ったこともあるという。勝っても負けても命の保障はない、絶体絶命の状態を、勝たずに負けずに場をコントロールしながら麻雀を続けてきたというのだ。

櫻井さんはいう。

「運やツキというのは、自分でコントロールできるものである。

運やツキといった流れを感じる力、感性、つまり『直感力』があれば、そういった逆境であっても生き抜くことができるのだ。

私は、常に自分のカンを信じて行動してきた。

麻雀の裏社会で、私が20 年間無敗でいられたこと、そして還暦を過ぎたいまでも五体満足で生きながらえていられるのは、ひとえに『直感力』のおかげだと信じてる」

まさに命をかけた勝負の世界で20 年間生きてきたというだけあって、非常に重みがある。

では、桜井さんのいう、カンを鍛える方法とは、どういうことなのだろうか。

桜井さんはカンを鍛える方法を次の4つに分けている。

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