COLUMN ビジネスシンカー

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2021.02

サスティナブルな社会と会社の基軸
ESG、SDGsに取り組む前に知っておきたい
みんなの幸福学

幸せは伝染する。
どんどん大きくしよう

経営者からすれば、社員の幸福度が高い会社は、規模が小さいから実現できて、その効果も現れるのだろうと思うかもしれない。幸福経営は規模の大小を問わない。

アメリカに130年以上の歴史を持つ「ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)」という企業がある。世界で13万人が働くグローバル企業であるだけでなく、連続増収75年を達成した優良企業だ。

『日本でいちばん大切にしたい会社』などの著者で企業研究をしている法政大学教授の坂本光司氏が、10年ほど前、日本本社を訪ねた時に「あなたの会社が120年以上にわたって繁栄してきた理由はなんですか?」と訊いた。すると案内した担当者から「クレドが良かったからだと思います」との答えがすぐに返ってきた。そして「社員がハッピーなら会社もハッピー」と同社のクレドの言葉を続けたという。

ESG投資やSDGsが話題になっている。企業経営では地球環境を守りながらサスティナブル=持続可能な経営を目指すことが第一の主眼になっているが、持続可能な経営はともすると経営的な拡大に否定的な思考が見え隠れする。しかし企業が地域や社会、地球に「幸せ」を社会に広げていく役割を担っているとしたら、どんどん拡大していいと考える。

前野教授は繰り返し強調している。「幸せは伝染する」と。

あなたとあなたの会社の幸せ度は、いまどのくらいだろうか?

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