COLUMN ビジネスシンカー

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2020.10

【new comer&考察】
予想通り?意外??
コロナ禍で売れたものとは

在宅時間が長くなり、買ってよかったもの1位、
ロボット掃除機

また家電の王道、テレビも人気だ。五輪が延期になり、テレビ需要は落ち込んだと思いきや着実に伸び、4月の段階で4Kテレビが各社平均で対前年比1.2倍を示した(BCNランキング)。アナリストは巣篭もりでテレビを観る機会も増えたことや、10万円寄付金がこうした消費の後押しをしたと見ている。

ほかにコロナ禍で室内をできるだけきれいにしたいという消費者心理を受け、空気清浄機も売れている。福井市の100満ボルト福井本店では3〜5月の空気清浄機の販売が対前年比で180%となった。

全国で429店舗のホームセンターを展開するコーナン商事では、意外にもトイレの便座につける温水洗浄機が売れ筋となっているという。

そのほか便利家電と呼ばれるロボット掃除機なども売上が増えた。雑誌DIMEのアンケートによると、自粛期間中、役立った家電のうちロボット掃除機は1位だった。在宅ワークや子どもの休校などで、家族が家で活動する時間が増えて埃も溜まりやすかったことなどが背景にある。

2位は電子レンジ・オーブントースターが入り、3位が食洗機だった。

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