COLUMN ビジネスシンカー

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2021.07

【new comer&考察】
カーボンオフセットの救世主になるか!?
海洋国ニッポンにはブルーカーボンがある!

世界は2050 年までカーボンニュートラルを
宣言した!

             

世界各地で社会のカーボンニュートラル化に向けた動きが加速している。EUは2030年までにCO2をはじめとする温室効果ガス(Green House Gas=GHG)の排出量を対2013年比で55%削減し、2050年までに排出と吸収をプラスマイナスゼロにするカーボンニュートラルを達成することを宣言している。EUを離脱した英国も、対13年比で55.2%相当の削減、さらに50年まで対1990年比で100%削減を目標に掲げた。トランプ政権でパリ協定を離脱していた米国はバイデン政権で復帰。50年まで温室効果ガスの排出総量のゼロを表明している。

世界排出総量の28.4%を占める(2018年)最大GHG排出国、中国は2030年に排出量を減少に転じさせ2060年までにカーボンニュートラルの実現を表明している。

こうした流れを受け、菅義偉政権は所信表明演説で2050年までのカーボンニュートラルを宣言した。2050年までのカーボンニュートラル宣言を行った国は、日本を含め世界121カ国とEU諸国にのぼる。

ただ菅総理の宣言は具体的なプロセスも示されない中でのことであったことから、経済界からは実現を怪しむ声も上がっており、その達成のハードルはかなり高いと言える。そんな中、注目を集めつつあるのが「ブルーカーボン」である。

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