COLUMN ビジネスシンカー

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2021.07

【new comer&考察】
カーボンオフセットの救世主になるか!?
海洋国ニッポンにはブルーカーボンがある!

横浜市や福岡市が独自の
ブルーカーボン制度

すでに自治体のなかにはこのブルーカーボンを制度として取り組んでいるところもある。神奈川県横浜市は2014年から「横浜ブルーカーボン」の名称で取り組みを始めている。

横浜ブルーカーボンでは、まず地元漁協と連携し、地元産のワカメなどを地産地消するしくみをつくり、市内へ搬入するカーボンを削減する。また地元の海でワカメ養殖することでカーボン吸収源が増え、カーボンの削減量も増えていく。またこうした地元の海で海藻類を増やす資金として、海にまつわるイベント開催時の協力金、あるいは地元産の海産物を食べてもらうことで、資金を漁業関係者や保護団体に回す仕組みができている。また企業がカーボンオフセットした量を証明するクレジットにブルーカーボンも加えた独自のカーボン・クレジット制度も導入し、その活用を促進している。

また福岡県の福岡市でも「福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度」を2020年に導入している。

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