COLUMN ビジネスシンカー

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2021.10

知っていれば、ビジネスが楽になる! 経営心理学の基本講座

コミュニケーションを
効果的に取るために
5つのポイントを押さえよう

いまや心理学はコミュニケーションの領域でも大きな関心事となっている。近年の企業アンケートでは、コミュニケーション力が最も重視する能力の1つとなって久しい。とくにグローバル化が進み、さまざまなバックグラウンドを持つ人が1つの組織に関わるようになってきた現在、その重要性は増々高まっている。

そもそも企業に限らず、組織や集団は複数の人間で成り立っている。従ってそこのコミュニケーションがうまくいかなければ、仕事が進まなかったり、組織自体が崩壊してしまう。そうならないように、現代企業はさまざまな取り組みに挑んでいる。

効果的なコミュニケーションを取っていくためには、まず組織のメンバー全員が互いに良好なコミュニケーションをとろうという努力が必要だ。そのために一般的に次のようなポイントが知られている。

1)目的を明確にする

なぜそれを伝えなければならないのか。なぜこういう方針なのかを説明せず、いきなり仕事の指示を出されると、人は積極的な達成意欲を持つことができない。背景や目的をしっかり伝えることが効果的なコミュニケーションの第一歩。

2)受け手の注意を喚起させる

正確な情報を与えても、受け手の集中力が欠いていては効果的なコミュニケーションは成り立たない。受け手がしっかり受容できるように集中力を喚起するように努める。

3)伝達の回路を明確にして距離を短くする

情報はネットワークの距離が長ければ長いほど、その正確さが失われる。それだけでなく速度が遅くなり、間違いが増える可能性が高まる。なるべく短くする努力も怠りなく。

4)コミュニケーションの方法を豊富にする

コミュニケーションの方法は言葉以外にもある。身振り手振り、態度な語的な方法を組み合わせることで、より豊かな情報を共有できる。

5)主体的に参画できる場を与える

コミュニケーションは内容を伝え合うだけではない。必要なことを伝えあえばいいのではなく、企業におけるコミュニケーションは、職場におけるいきがい感と深い関わりを持つようになっている。主体的に組織の活動に参画できるような場をつくることが重要。

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