COLUMN ビジネスシンカー

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2022.03

VUCAの時代だからこそ ツキを掴み、人生を好転させる
口癖を身につける

怒ると運は離れていく

 実は、この3つの言葉は、五日市さんが学生時代に訪れたイスラエルで知り合った老婦人に教えてもらったものだ。
 当時日本の大学院の研究室で学んでいた五日市さんは、気に入らない人や、だらしない人に毒舌を吐く人だった。当然人間関係はうまくいかず、孤立していたという。そこで気分を変えようとイスラエルに旅立ったのだが、そこでも財布を落としたり、飛行機が遅延したり、宿が見つからなかったりとさんざんな目に遭った。その時、宿を提供してくれた老婦人が、五日市さんの話を聞いて教えてくれたのだった。
 帰国後、半信半疑でその言葉を使いはじめると、状況は次第に好転。無事工学博士となり、卒業後は一流会社に就職。さらにヘッドハンティングで億単位の事業資金が用意されて、事業も成功。また美しい奥さんと結婚できたそうだ。
 また五日市さんだけでなく、たくさんの周囲の人にもツキが回っていったと言う。
 五日市さんも、前に紹介した人たちと同様に言ってはいけない言葉を示している。それは汚い言葉だ。
「バカヤロー」「ちくしょー」「ムカつく」というような言葉は、その言葉どおりの人生を歩んでしまうことになるという。また心のなかに不安を感じたら、「キャンセル、キャンセル」と言って不安を打ち消すようにする。
 もう1つ五日市さんが注意しているのは、「怒らないこと」。それまで積み重ねてきたツキが吹き飛んでしまうからだ。どうしても怒りが湧いてきたら深呼吸をするなど、代わることを探して実践するようにする。

 ツキを呼ぶ口癖。人生をも変えてしまう口癖。信じるか信じないかはあなた次第、というところだが、口癖やふだんの行動をちょっとだけ変えるだけで、変化が起きるなら実践して損はないだろう。
 人間はもともと勝ち組遺伝子を持っている生き物。あとは口癖次第でツキを引き出して充実した人生にすることだけなのだ。希望は誰にでもある。

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