COLUMN ビジネスシンカー

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2022.02

現代の参謀はAIか?!
テクノロジー万能時代に見直しておきたい
戦国時代の名参謀の「仕事」と「資質」

アメリカや中国、あるいはインドや東南アジアに比べ、日本のスタートアップやベンチャーの数が少ないと指摘され続けている昨今。それでもさまざまなスタートアップやベンチャーが生まれつつある。ただその成長が限定的で、"スケールしない"ことが問題となっている。

日本では戦後、さまざまな起業家がベンチャーとしてビジネスを興し、世界に雄飛していった。こうしたスケールした企業を紐解くと、創業者やトップの力量もさることながら優秀な側近の存在が欠かせないことに気付かされる。

本田技研における藤沢武夫さん、ソニーにおける盛田昭夫さんなどがその代表だ。彼らがいたからこそ、創業者は気宇壮大な夢の実現に一心に突き進むことができたとも言える。

彼らのような側近は、いわゆる参謀といわれる人たちだ。歴史をたどると最も参謀がクローズアップされたのは戦国時代である。NHKの大河ドラマではそういった参謀がよく主人公となる。2007年の「風林火山」山本勘助は、名参謀の代表だし、上杉謙信を支えた「天地人」の主人公、直江兼続もその一人だろう。

天下統一を目前にして果てた織田信長も、羽柴秀吉とういう参謀がいなかったら、尾張の一武将として歴史の片隅に取り残されていたかもしれない。

その秀吉にも黒田官兵衛、竹中半兵衛をはじめとした名参謀が揃っており、ほかにもさまざまな参謀がいた。

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