COLUMN ビジネスシンカー

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2021.09

混迷を深めるVUCAの時代だからこそ。 知っておきたい
「大人の義賊史」

革命軍の将軍となったメキシコの義賊たち

ラテンアメリカも東欧に並ぶ義賊の宝庫として知られる。

有名なのは、革命軍の将軍となったメキシコのパンチョ・ビジャ(1878〜1923年)。ビジャは貧農の出で、農業労働者として働いている時に妹の名誉を守るために地主に危害を加えて逃亡し、家畜泥棒になる。その後仲間を増やし、部隊を連れて革命軍に参加して活躍。その後カランサ政権と対立し、暗殺されてしまう。

マニエル・ロサダ(1829〜73年)も有名だ。メキシコの現在のナヤリ州の山岳部地帯を拠点に共和国政府や共和国軍に反乱を起こしている。彼は大土地所有者によって土地を奪われた先住民や農民をまとめて、州政府軍と戦い、一時期は州地域の事実上の統治者ともなっていた。しかしながら、先住民共同地区の解体を進める自由主義者との戦いに破れ、最期は処刑されている。

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